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抱けない彼を妄想で抱く
第1章 いつもの
「もう挿れたい」と言いました。
この言葉は行為の終わりを意味します。
だからできる限り言いたくはありません。
彼は皮膚が薄く、あまり摩擦してしまうと傷がついてしまうので、挿入はつまり終わりなのです。
だからしたくありません。
絶対言わない、言わなければこの時間は永遠なんだと思っているのに、どうしても言ってしまいます。
ほしくて欲しくてたまらないのです。
彼の固いものでわたしを突いてほしいのです。
わたしの指では届かなくて、彼の指でも物足りなくて、道具を使ったとしても満足できない、この身体の一番奥にある一番気持ちいいところを突いてほしい。
「挿れてほしい?」と聞かれるので。
「挿れて」と返します。
彼がゴムをつけている間に呼吸を整え、上体を起こします。
気持ちいいことがしたいなら自分から欲していかなければなりません。
ゴムをつけ終えた彼の肩をベッドにむけて押します。
逆らうことなく倒れてくれたので、わたしが上になってもいいのだと判断しました。
彼のものをつかんで入り口に当てます。
「はいっちゃうよ?」
と彼が興奮した顔で言ってきます。
「はいっちゃう、はいっていいんだっけ?」
と聞き返しました。ダメな気がしたからです。
たぶん彼もダメな気がしてるから聞いてきてるのでしょう。
人を苦しめるものはなんなのでしょうか。
つっぷりと入り口をかきわけて、彼のものが中にはいってきました。
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