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恋がしたいと言いながら
第8章 ランジェリーショップ
亜実はポールに吊るされた毒々しい色合いのパンティを一枚一枚めくりながら物色している。
何故か、流れ着いた無人島で食べられる実を探す人みたいだと思ったが、これも言わないでおいた。
「そちら、セットでブラジャーもありますよー」
接客を終えた真由ちゃんがさりげなく戻ってくる。
「加奈もどう?たまにはこういうの」
そう言いながら普段、絶対に着けないようなブラセットを当てがわれ、私は苦笑した。
真由ちゃんが働いているので亜実はたまに来るらしいが、私はこの店にほとんど来たことがない。
友人のよしみでも手が出ないほど、デザインが好みじゃないのだ。
素材は基本的にサテン生地で、色や柄もやたらと派手にぎらついている。
透けていたり、布面積が小さすぎたり、下着としての機能が疑わしいものも多い。
ギャル御用達のランジェリーショップという感じだ。
何故か、流れ着いた無人島で食べられる実を探す人みたいだと思ったが、これも言わないでおいた。
「そちら、セットでブラジャーもありますよー」
接客を終えた真由ちゃんがさりげなく戻ってくる。
「加奈もどう?たまにはこういうの」
そう言いながら普段、絶対に着けないようなブラセットを当てがわれ、私は苦笑した。
真由ちゃんが働いているので亜実はたまに来るらしいが、私はこの店にほとんど来たことがない。
友人のよしみでも手が出ないほど、デザインが好みじゃないのだ。
素材は基本的にサテン生地で、色や柄もやたらと派手にぎらついている。
透けていたり、布面積が小さすぎたり、下着としての機能が疑わしいものも多い。
ギャル御用達のランジェリーショップという感じだ。