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恋がしたいと言いながら
第2章 出会い
私が優也くんと知り合ったのは2年ほど前の話。
真由ちゃんの友達が経営しているというお店に亜実と三人で飲みに行ったときだ。
モデルではないけれど美人で社交的な真由ちゃんには友達が多く、その繋がりでよくいろいろな遊びに誘ってくれる。
その日のお店は古いテナントビルの一室で、色褪せたドアにひっそりと看板が張り付いていなければ営業しているかもあやしい雰囲気だった。
しかし中は意外と広く、モノトーンでまとめられたシックな店内にはバーカウンターに3つのテーブル席、大きなソファも置かれていた。
ほとんど満席に近く、皆、グラスを片手にお喋りを楽しんだり、ソファでくつろいだり、ボードゲームで遊んだり、それぞれ自由に楽しんでいた。
自分で食べたほうが良いんじゃないかと心配になるほど細身の男の子が運んでくれた、カラフルな具のサンドイッチや、チーズがどっさりかかったパスタなんかをつまみながら盛り上がっていると、ふとひとりの男の子が目に留まった。
真由ちゃんの友達が経営しているというお店に亜実と三人で飲みに行ったときだ。
モデルではないけれど美人で社交的な真由ちゃんには友達が多く、その繋がりでよくいろいろな遊びに誘ってくれる。
その日のお店は古いテナントビルの一室で、色褪せたドアにひっそりと看板が張り付いていなければ営業しているかもあやしい雰囲気だった。
しかし中は意外と広く、モノトーンでまとめられたシックな店内にはバーカウンターに3つのテーブル席、大きなソファも置かれていた。
ほとんど満席に近く、皆、グラスを片手にお喋りを楽しんだり、ソファでくつろいだり、ボードゲームで遊んだり、それぞれ自由に楽しんでいた。
自分で食べたほうが良いんじゃないかと心配になるほど細身の男の子が運んでくれた、カラフルな具のサンドイッチや、チーズがどっさりかかったパスタなんかをつまみながら盛り上がっていると、ふとひとりの男の子が目に留まった。