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恋がしたいと言いながら
第12章 ホテルえっち
画面には女性の名前が表示されていた。
この電話の相手が優也くんの彼女なのか、友達なのか、それとも私みたいな女の子のうちのひとりなのかはわからない。
知る由もないし興味もない。私はスマホをそっと裏返しに戻した。
誰がなんと言おうと、彼がなにを隠していようと、私は優也くんが好き。
だから、こんなことを気に留める必要はない。
私はベッドの淵に腰掛けて、眠っている優也くんの身体をなぞった。
胸の奥があたたかくてくすぐったい、満たされた気分だった。
この電話の相手が優也くんの彼女なのか、友達なのか、それとも私みたいな女の子のうちのひとりなのかはわからない。
知る由もないし興味もない。私はスマホをそっと裏返しに戻した。
誰がなんと言おうと、彼がなにを隠していようと、私は優也くんが好き。
だから、こんなことを気に留める必要はない。
私はベッドの淵に腰掛けて、眠っている優也くんの身体をなぞった。
胸の奥があたたかくてくすぐったい、満たされた気分だった。