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俺の(ボクの)可愛いお姫様・・・SS
第4章 純side…①


いつの間にか季節は冬になり、もうすぐ冬休みだ。
数ヶ月前、彩から仁実ちゃんが離婚をしたと聞いた…
やっと出来たんだな、よかったよ…
彩もそうだが、俺も安心した、そう、安心したんだ…

だけど、何だろう…何かおかしいんだよ…
今までの俺だったら、仁実ちゃんの事になると、全て
が大事件だったのが…俺、冷静だったんだ…
何故だ? よくわかんねーよ 笑

さて、今日は二学期最後の授業だ…今日も、係の生徒
がチラホラ…
あれ? 今日は、小田切先生は一人で、あらら…
たくさんの荷物を抱えて 笑
あれって、転んだら大変だぞ…

「うわっ…」…ボテッ…

ハーッ…言わんこっちゃない…

「ハイッ、先生…大丈夫ですか? 笑 」
「/////…あっ、古川先生…すっ、すみません…」

「また派手にやっちゃいましたね 笑 」
「本当にすみません…あの…大丈夫ですので…本当に
すみません…/////」

「今日、係の子は?」
「二、三日前からお休みしてるんですよ。」

「じゃ大変だ! そこまで一緒に持ちますよっ」
「いえっ、本当に大丈夫ですので…先生、お先に
どうぞ!」
「ハイハイッ、いいから…ほら!!」

落ちた荷物を抱え歩き出すと、慌てて追いかけてくる
小田切先生…いつもと違って、すっごい焦った顔を
しているのは気のせいか?


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