この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
俺の(ボクの)可愛いお姫様・・・SS
第4章 純side…①
いつの間にか季節は冬になり、もうすぐ冬休みだ。
数ヶ月前、彩から仁実ちゃんが離婚をしたと聞いた…
やっと出来たんだな、よかったよ…
彩もそうだが、俺も安心した、そう、安心したんだ…
だけど、何だろう…何かおかしいんだよ…
今までの俺だったら、仁実ちゃんの事になると、全て
が大事件だったのが…俺、冷静だったんだ…
何故だ? よくわかんねーよ 笑
さて、今日は二学期最後の授業だ…今日も、係の生徒
がチラホラ…
あれ? 今日は、小田切先生は一人で、あらら…
たくさんの荷物を抱えて 笑
あれって、転んだら大変だぞ…
「うわっ…」…ボテッ…
ハーッ…言わんこっちゃない…
「ハイッ、先生…大丈夫ですか? 笑 」
「/////…あっ、古川先生…すっ、すみません…」
「また派手にやっちゃいましたね 笑 」
「本当にすみません…あの…大丈夫ですので…本当に
すみません…/////」
「今日、係の子は?」
「二、三日前からお休みしてるんですよ。」
「じゃ大変だ! そこまで一緒に持ちますよっ」
「いえっ、本当に大丈夫ですので…先生、お先に
どうぞ!」
「ハイハイッ、いいから…ほら!!」
落ちた荷物を抱え歩き出すと、慌てて追いかけてくる
小田切先生…いつもと違って、すっごい焦った顔を
しているのは気のせいか?