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俺の(ボクの)可愛いお姫様・・・SS
第5章 直人side…①
GW、新人二人は買物の約束をしているみたいだ。
同期仲良くてよかった。
寮生活も慣れてきたとこだろう、夏休みからそれなり
に忙しくなってくる。GWはまだゆっくり出来る長期
休みだ。
さて、俺は何をして過ごそうか…笑
…結果、家で寝てばかりだったGW。
だってさ、何もする事ないんだぜ…笑
そんなこんなで、今年のGWも終わり、いつもの日常
が戻って来た。
ん?どうも、新人二人の様子がイマイチおかしい…
秀は、ボーッとしている事が多い。
川崎は、そんな秀を見てソワソワ…落ち着かない様子
たまにため息を漏らし、目を瞑ってる。
そんな川崎の癖を俺は見つけた…
何かあった時、不安な顔をしてる時…
必ず、ブレスレットを押さえるしぐさをしているんだ
俺の事、頼ってくれねーのかな…相談してくれたら
いいのに…
「川崎…ちょっといいか?」
「…あっ…はい…」
奥の部屋、ここまではなかなか誰も来ないだろう…
俺は切り出す。
「なぁ、お前ら二人何かあったのか?」
「えっ…イッ…イヤ…」
「お前らの様子がおかしい気がして…気のせいだった
ら悪い…何もないならいいんだ…ちょっと気になった
からさっ」
「直人さん…私っ…っ…どうしたら…」
「…どうした?」
「……」