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1991〜バブルが生んだ甘えん棒、女海原をイク!
第7章 輝子
女は、水商売をしていた。

たまたま営業のフォローで、書類に口座振替用の銀行印をもらう事になり、契約者の父親の代わりに、その娘である輝子と聡太は会う事になった。
本来は本人から印を貰うのだが、この時代はコンプライアンスが、そこまでは整備されていなかった。
「それでは、こちらにハンコお願いします」
聡太は手速く書類手続きを済ませると、整った顔立ちの女を見る。
薄化粧で普段着の輝子。職業を聞いたのは、付き合い出してしばらく経ってからだった。
スレンダーな身体に、茶色いロングソバージュの髪。聡太のエロメガネは、163センチくらいの身長と、Cカップ位の胸サイズを弾き出した。
特に輝子とヤレると思った訳ではない。女が持っていたバックが、高級ブランド品だったのが1つの理由だ。
そういう女性は、どちらかと言えば男慣れしている。自分では太刀打ち出来ない。聡太の偏見と防衛本能が、この娘は住む世界が違うと告げる。
「すいませんお休みの所、ありがとうございました」
喫茶店の席で、向かい合う女にお辞儀をする。書類の社への提出は明日でよい。このまま直帰して、パチンコにでも行くかと考えていた。
「会社は新宿にあるんですね?」
必要最低限しか口を開かなかった輝子が、聡太の名刺を手に聞いた。
「そうです。都心にはよく行きますか?」
ここからなら、電車で1時間もあれば新宿へ着く。
「いえ、あまり出掛けないんです。人混みは嫌いな方で」
女は右手で髪をかき上げ、耳の後ろに茶髪をまとめた。ドリンクのストローに赤い唇が吸い付く。
何気ない仕草だが、聡太は目が離せなかった。
「綺麗だ」
思わず口に出してしまった。
「えっ?」
輝子が驚いた様に顔を上げる。聡太は自分の顔が赤くなるのがわかった。
「いえ、ホントすいません。失礼ですよね。初めて会った方に」
微笑む照子は、聡太を誘った。
「時間があれば連れていってくれません?新宿」
「いいですよ。今日は休日出勤で直帰の予定だったので」
美女とお出かけだけでも、良いかなと思った。ただし手は出せないと自分に言い聞かせる。
その2のヤレない理由は、自分の顧客でもない、しかも、顧客の娘に手を出して、何か問題になるリスクが高い事だ。
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