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1991〜バブルが生んだ甘えん棒、女海原をイク!
第12章 トリプルブッキング3人目
恵美の頬を撫で、下唇にキスをする。
裸の2人はベッドに横たわり、抱き合ったまま離れない。
「聡太。私、終わった後で頭が真っ白になった」
「それがイクって事だよ」
ようやく女をイカせる事が出来たと、聡太はご満悦だ。本当に恵美が絶頂を迎えたのかは、男にはわからない。
聡太が疲れていると思う女は、なるべく楽しい話をしようと思った。そんな気遣いの出来る女だった。
「私、聡太とどこか行きたいな。遊園地とかスキーとか、旅行とか」
元々、活発なボーイッシュ女は、多趣味な方だった。
「今度ね。俺、ジェットコースターとか苦手でさ」
聡太は素っ気なく答える。若干の高所恐怖症なのは本当だ。ただ聡太は、遊びに行く金があれば、パチンコにつぎ込んで増やしたいと考えるタチだった。

夕方、恵美を駅の改札口まで送る。笑顔で帰って行く女を見送り、聡太は意気揚々と3人目のアポへ向かう。
勘の良い女の視線に、気付きもせずに。

グラマー女子は、すでに待ち合わせ場所に来ていた。路線は恵美と同じなので、鉢合わせしない様に、駅から離れた喫茶店で1時間前から待っていたのだ。
「お疲れ様聡太。あの子の相手じゃ大変だったんじゃない?」
グラマー女子が、幼少の頃からの親友をディスる。子供の頃から一直線で融通の効かない恵美に、散々ヒヤヒヤさせられたという。
グラマー女子の名前を、どうしても思い出せないので、仮にメイとしておこう。
「でも、なんだかドキドキするね。私たち2人で恵美を騙してるみたいで」
みたいではなく、立派な背信行為なのだが、聡太もメイも恵美の気持ちなど考えていなかった。
バレたら修羅場というスリルは、モラルを通り越して、ヒメゴトを共有した2人を熱くさせる。
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