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1991〜バブルが生んだ甘えん棒、女海原をイク!
第13章 詩織との初夜
メイはMだったと思う。
こんな事なら、色んなSMプレイごっこを、もっと堪能しておけば良かったと、聡太は後に悔やんだ。

トリプルブッキング挑戦から数日後、恵美に呼び出され、いつもの様に仕事をサボり会いに行く。
喫茶店で待ち合わせた女は、いつもの恵美ではなかった。
「ねぇ。どう言う事?」
あの日の夜。恵美は、聡太とメイが落ち合うのを見ていた。翌日にメイを問い詰めると、あっさりと関係を認めたそうだ。
「浮気だよね。私の親友と浮気して、楽しかった?」
冷静な声だが、相手が相当頭に来ている事は、鈍い聡太にもわかった。
「恵美ごめん。俺は誰にも本気なんかなれない。全部遊びの付き合いなんだ」
愕然とする女に、聡太は言葉を続ける。
「昔からそうだ。自分勝手で誰の愛情も感じられない。全てギブアンドテイク。施して貰った恩義は感じても、誰にも愛情を感じない」
違う生き物を見るような目で、恵美は聡太を見ている。
「そうなんだ。親の愛情も、友達の友情も、ましてや、もともと赤の他人の彼女と呼べる女の子にも、愛情ってのを感じた事が無いんだ」
これは、サイコ野郎となった、男の告白でもあった。
「君達を利用しただけなんだ。済まない事をした」
別れ話をしながら恵美に対して、何の感情も湧かない聡太。
もし、愛情が惜しみなく与え続けるものであるとしたら、ひとかけらの疑念も打算なく、アナタなら誰かを愛していると、胸を張って言えるだろうか?
「私の事、愛してた?」
最後に恵美が聞いた。
「愛って、いったい何だ?」
サヨナラと言い残して、恵美も聡太の元を去った。メイとも、その後会っていない。

それから2週間後。まだ一人暮らし前で、会社のソファーで寝ていた聡太は、三枝からの連絡を受けた。
「これから会える?」
電話の向こうで、電車の走る音がする。
「構わないけど、もう11時だぜ。帰れなくなるぞ」
「大丈夫。タクシー使うから」
小ポチャの三枝は、聡太の会社に近い、JRの駅から電話してきた様だ。

オフィスに女が着いた。
「これが本当のオフィスラブ!」と、しょうもない事を考えて、やって来た三枝を壁際に立たせる。服の下から手を入れると、ブラを剥ぎ取り、直に乳房を揉む。
女は嫌がるそぶりも見せずに、されるがままになっていた。
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