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1991〜バブルが生んだ甘えん棒、女海原をイク!
第15章 詩織との戯れ
半年で昇格して、転勤先の店のアパート寮に移った。
「ソウ君、大丈夫なの?誰も来ないかな」
「今日は戻ってこないよ。詩織は心配性だなぁ」
彼氏とのお泊まりに、バスタオルまで持参の詩織。「男の人に、自分の洗濯物を洗わせる訳にはいかないでしょ」と言うが理由だそうだ。
1kのアパートに、母親と暮らしていた詩織。聡太の部屋に来ると、本当にイキイキしていた。
後から知ったが、母親は半分アル中で、ろくに仕事もしていなかった様だ。
「背負ってやるべきだった」
自分の人生に責任も持てなかった聡太。後になって悔やむ時もあった。だが、本当に詩織を愛していたのか。女の好きだった食べ物も思い出せない様では、愛があったと言えるのか自信がない。
「ソウ君、お夕飯は何食べるの?」
詩織は食べるのが好きだった。
この日は店長に連れて行ってもらった、中華料理店へ足を運ぶ。
「裏メニューの、中華スペアリブを下さい」
女にいい所を見せようと、店長が注文していた特注メニューを頼んでみる。
「生憎と、当店では裏メニューはございませんで」
店員は困った様な顔をした。
あくまで常連で、金払いの良い客にしか提供しないのが裏メニューなのだ。
(俺も出世して金持ちになりたい)
外食先でみじめな気持ちになり、聡太の金銭欲は肥大していった。ただ、努力の仕方と方向性は相変わらず定まっていない。
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