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い・と・こ☆とナイショ
第5章 学校…なんだけど

??「流李は絶対に渡さないからね。
従兄君。」

ーーーーー

そんなことを知らない流李は
今、学校の保健室に居る。

なぜなら、改札を出たとき。

**********

流「桜音葉ちゃんー!
樹己ー!待って、、、よ?」

ズッテーン

葉「流李?!大丈夫?!」

樹「・・・ばっかじゃねーの?」

駅の出口で
転んでしまいました・・;;

************

いたいっ!!

流「樹己!!いたいよっ!
優しくッ!」

樹己!!
消毒の付け方雑っ!

今、樹己と二人きりです・・

桜音葉ちゃんは日直なので
早く行っちゃってるし・・

保健室の先生も居ないから
樹己に消毒してもらうしかない。

消毒液をポンポンとつけるのでなく
ズリズリと擦り付けてくる。

痛すぎる・・;

私が痛みと格闘していると、
樹己がふと、口を開いた。

樹「・・・・お前、電車の中で兄貴と
何してたの?」

樹己には似てもにつかない
重苦しい口調で喋り出すので
びっくりした。

流「・・・え…?」

分かっていたけど
分かってないような口調で喋る。

樹「・・・お前さ、前のこと
忘れてないよな。」

・・・忘れたいよ

でも・・忘れられない。

樹己に、













私の処女を奪われたなんて・・・

この、











保健室で・・・
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