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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第15章 セクキャバの接客の奥深さ
優子はロッカールームに戻ってきて「いや~。久しぶりにああいうのに出会っちゃった。」と言って左手で自分の肩を叩いていた。

「優子大変だったね~。」と皆でまたロッカールームが盛り上がる。

店長は「はいはい。トラブルは解決したんでまた気持ちをリフレッシュしてお願いしますよ~。」と皆の気持ちを切り替えるように促した。

「へいへい。分かりやしたよ~。」とあみが言うと皆が笑う。

あみはやっぱりムードメーカーなのだ。

「こんな日は栄養ドリンクだな~。」と言って瓶のドリンクをグビグビと優子はイッキした。

「あ~。タウリン3000ミリグラムは濃いわ~。」と優子は腰に手を当てながら言っている。

優子もこの業界はそこそこ長いのでこういったトラブルは多々経験済みなようで、もう気持ちを切り替えてこの後来店予定の指名客の接客準備をしていた。

「お客さん予定通りの時間にお店来るって言ってるから。」と携帯を見ながら従業員に話している。

ゆいも今日この後指名客が来るので持参した弁当を食べていた。

「ゆいちゃんも何かあったら言ってね。」と色々なキャスト達が話し掛けてくれる。

店によっては売り上げに凄く厳しい店もありキャスト同士や店の雰囲気が決して良いわけではない店もあるらしい。

そう考えると今自分が働いてる店は優しい人が多いな・・・
などと考えていた。

そこから数十分後、ゆいを指名した客が来店し店長がロッカールームに呼びに来た。

「ゆいさん!ネットからの指名のお客様到着しましたのでテーブルのほうにお願いします。とくに問題なさそうなサラリーマンという感じの男性です。」と特徴を知らせてくれた。

「あ、はい。すぐ行きます~。」と店内に向かう。









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