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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第23章 サークルのライブの当日
ジャケットに白いボタンシャツが俺等の衣装で、お互い着替えていると・・・

「おう!おふたりさん!」とレッドリボン軍ズの2人が近寄ってきた。

彼等は衣装がスリーピースのスーツで平川がブラウンで松下がグレーだった。

「俺等衣装もばっちり揃えたんだ!まあ俺等の御膳立てよろしくね!」と言ってニヤニヤしながら去っていく。

「あれって俺等に衣装の自慢したかったのかな?」と俺は謎だった。

「まああんな馬鹿には負けないし、俺のほうがこれからモテる!」と菊池君はもうおかしくなってる。

楽屋の後ろの端っこで俺等はネタの最終確認を行い、どうにか現状ではネタを忘れそうになったりはしてない。

近くで今日のゲスト芸人さん達がそれぞれ練習をしている。

プロの芸人さんの貴重な練習姿が見れて俺はひとりテンションが上がっていた。

カバンに入れていた携帯を見ると「今日間に合いそうだ。」と吉内さんから連絡がきていて、学内の友人も「頑張れ!結構声掛けたんで皆で観に行く!」と連絡があった。

速攻で皆に返信を送る。

俺はもしこの教室に誰もいなかったら号泣していたかもしれない・・・

負けるもんか!!!!!

人生でこんなに燃えたことが今迄にあっただろうか・・・

心配になりこの後菊池君ともう1回ネタの確認をして、どうにかこうにか気持ちが落ち着いた。

菊池君は口の中をすっきりしたいということでマウスウォッシュを持って上の階のトイレに行く。

早いものでもうすぐ開演時間だ!

スタッフさんが「今日教室お客さんほぼ満員です。予定通りの時間に開演となりますので間もなくです。出番が近い芸人さんはそろそろ01教室の裏で待機してください。」と知らせに来た。

今日のライブは中西先輩のMCのトーク後、レギュラー芸人が4組ネタ披露後に新人コーナーとなる。

少し出番は先だが俺の中で不思議なスイッチが入った気がする。

これが芸人スイッチなのかは今の俺にはまだ確信は無い。

粒ガムを口に入れて俺も口の中をスッキリさせた。

菊池君も戻って来た時覚悟を決めたようなスッキリとした表情になっていた。

別に今日スベっても死ぬわけでも無いし・・・

皆にスベったのをいじられるようなことがあっても俺は芸人として人生にぶつかっていったんだ・・・

他の奴らは一生経験できない芸人という経験・・・







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