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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第23章 サークルのライブの当日
予定通りいよいよ「令和関東国際大学お笑いライブVOL.70」がスタートする。

ライブのオープニング曲が流れ、教室の照明が明るくなり中西先輩こと「ニッシー中西」が登場し、
拍手の中「おお~。今日は超満員ですね~。どうもお笑いサークルの最終兵器ニッシー中西です!!」と先輩は会場を盛り上げる。

先輩は都内のライブでもMCをやってるだけあって、丁寧な喋りで笑いを取っている。

俺と菊池君もまだ出番は先だったものの教壇の裏でトークの勉強をしていた。

「学食の麺類が今月から30円値上げは何とも納得できない!」「図書館のパソコンが新しくなって嬉しい。」「教務課の武田さんの髪型問題」などちょっと内輪っぽいネタではあるが、ここは俺等の大学!

座っているお客さんはそういったエピソードトークのほうが聞きやすいのでゲラゲラ笑っている。

そのトークの合間に「拍手の練習」「皆で声を出してみよう!」など前説的なことも先輩がやっている。

「中西すげ~な!司会なのにバンバンウケてるじゃん。」とトップバッターの「カマキリトランプ」川越さんが驚いてる。

「ここまでウケると、俺等もウケないとな!」とコンビで言っている。

俺の心臓の鼓動はさっきまでバクバクっという感じだったのに今はドクドクドクドクっと動きが早くなっている。

これが舞台裏の緊張感なのか・・・

菊池君はやたら喉が渇くようでさっきから水を飲み続けている。

「さあ!それではいよいよ本日の出演者前半ブロックの芸人の名前を言ってきます!芸人の名前を言うごとに拍手をお願いします。まず1組目はカマキリトランプ!2組目は~」
と紹介していき「それではいきます!お笑いサークルライブっ!」と先輩が言い「スタート」部分をお客さんと一緒に言っていよいよライブが始まった。

前半ブロックトップバッターの「カマキリトランプ」は出囃子が流れながら登場し、大きな拍手が起きている。

「ありがとうございます!カマキリトランプです!よろしくお願いしま~す!」と漫才を始める。

トップバッターもライブを盛り上げる重要なポジションであり、「カマキリトランプ」のふたりも会場の空気を確認しながらテンポ良くネタを進めていく。

今日は女性のお客さんが多いようで大きな笑い声が教室に響く。

「俺等もこのくらい笑い取りたいな・・・」と菊池君が呟く。








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