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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第23章 サークルのライブの当日
「カマキリトランプ」は多少甘噛みをしながらネタをしていたがトップバッターとしては上々の出来で無事ネタを終えた。

「いや~。ウケたけど今日俺等汗だくだったな。」と興奮しながら戻って来た。

2組目の「人生やり直し。」は結構なシュールコントをやる地味な男性コンビなのだが、ネタの後半では大爆笑になるという不思議な芸人だった。

「あのな~。俺神様になりたいと思って練習してるんだ。」「おいおい!どんな練習してるんだよ!?」という低めのテンションなネタなのだが後半はボケ担当の水川がキャラクターを爆発させるというなかなか今迄に無い雰囲気のネタなのだ。


こういう芸風はお客さんには好き嫌いが別れるのだが、このコンビは毎回お客さんの投票でも上位に入っている。

3組目、4組目とどのコンビもちゃんとウケている。

「今日はお前らがちゃんと笑ってもらえる空気でネタが出来るように実力派を前半に入れたんだ。お前等の為にだぞ!そうしてくれた部長達に感謝しろよ!」と中西先輩が教えてくれた。

「え!?あ・・・そうなんスね~!有難うございます!」と俺は中西先輩に礼を言う。


ここでコーナが変更になるということで再度中西先輩が教壇に出て「今日は新人コーナに2組出演します!先攻は塚本菊池! 後攻はレッドリボン軍ズ!です。ネタが終わりましたら、お手元にある表が青 裏が赤のカードを出していただき票の多かったほうが次回もサークルのお笑いライブに出れます!青は塚本菊池!赤はレッドリボン軍ズ!となります!」
とコーナーの説明をする。

さすが先輩「今日彼等は初舞台なので温かい目で応援してあげてください!それでは新人コーナースタートになります先ずは塚本菊池っ!」と名前が呼ばれ俺等はセンターマイクまで走っていく。

先輩は後ろに戻るときすれ違うタイミングで俺等に小さな声で「頑張れよ!」と言ってくれた。

もう俺等は返事をする余裕はなく、とにかく笑顔で「はいどうも~。こんにちは!!!」とお客さんに挨拶をする。

「僕達、塚本菊池です~!よろしくお願いします!!」と言って頭を下げる。

「ふたりともがんばれ~!!」「落ち着いてやれ~!」と学内の友人たちが客席から俺等に叫ぶ!

「分かってるよ!分かってるって!落ち着いてるよっ!」と菊池君が切り返しこの切れぎみのアドリブで爆笑が起きた!





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