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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第23章 サークルのライブの当日
レッドリボン軍ズのふたりは汗だくで舞台裏に戻って来た。

中西先輩は「はいどうも~。それではここで投票対決します~。」と言って舞台に飛び出す。

平川と松下は2人とも息を荒くしながらペットボトルの水を無言で喉に流し込んでいく。

「はい!それでは新人コーナーに出ましたふた組!もう一度舞台へどうぞ~。」と呼び込む。

「はい~!どうも~。」と俺等は元気に飛び出す。

菊池君はさっき腰が抜けて倒れてたとは思えない笑顔で客席を見ている。

「凄いな!満員だな!」と嬉しそうに俺に話し掛けてくる。

レッドリボン軍ズも「有難うございました~。」と飛び出してくる。

「いやぁ~。フレッシュなふた組でしたね~。先攻の塚本菊池!今日の手ごたえは?」と中西先輩が俺等に振ってくれて

「はい!今日で売れると確信しました!」と菊池君が言い

「ふざけんな!今日初舞台だろ!」と先輩がツッコんでくれて客席はドっとウケた。

「はい!衣装がばっちりレッドリボン軍ズは今日手ごたえあった?」と聞かれると

「あ、もう1回ネタやり直したいです。」と平川はハートが折れているのか表情はこわばって甘噛みで言う。

お客さんもそういう状況は敏感に感じてしまい全くウケてない。

中西先輩は空気を変えようと「レッドリボン軍でもう複数なんだからズはいらないだろ!」と聞いてくれているのに「はぁ・・・まぁ・・・そうですね。」と松下は返す。

流石にこいつらに何を振ってもウケないと思ったようで「菊池君はその髪の色どうした?」と空気を再度変えよと振ってきた。

「はい!モテたくて死にそうになったからです!」と即答すると

「モテなくて死ぬことないだろ!生きろ!生き続けろ!」と先輩がツッコんでくれたので客席はまたドっと笑いが起きた。

客席に座っている女性達が俺等を見てニコニコしているのを見て「これがウケている時のお客さんの感じなんだな。」と初めての経験をした。

「俺モテてる・・・俺モテてる・・・」とぶつぶつ呟いてる菊池君に俺は恐怖を覚えた。

「さあ!それではお客様にどちらのコンビが面白かったか!?赤、レッドリボン軍ズか青、塚本菊池のどちらかのカードの色を正面に向けて出してください!それではどうぞ~。」
と言った瞬間に俺は一生忘れないであろう奇跡の瞬間を目撃する・・・・



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