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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第27章 塚本菊池で初の外のネタ見せに参加
そしていよいよ俺達は次の日N区にあるお笑い劇場のネタ見せオーディションに行った。

朝10時半集合という早さだったものの、劇場前にはネタ見せに参加する多くの芸人達が来ていた。

俺が知っているような芸人はいないのだが、皆お笑いをやっている雰囲気が出ているのだ。

「うぉ!結構参加する芸人多いんだね~。」と菊池君は興奮している。

俺はワンチャンスプロモーションのネタ見せに参加したことがあるからこういう雰囲気なんだと分かっていたが、菊池君は初体験なのだ。

「皆、どっかの養成所出たりしてるのかな?」と菊池君は気になっているらしく、

「よっしゃ!」と言ったかと思うと自ら芸人達に話し掛けに行ってしまった。

そういうフットワークの軽さが羨ましかったが、俺は性格的に自分からガンガン行けなかった。

数分後、菊池君は俺のところに戻ってきて「皆凄いよ!養成所出身の芸人さんばっかりだったよ!ひょっとしたら今日の参加者でド素人は俺等くらいかも・・・・」

「まあ、そうだろうよ。今時未経験でいきなりライブに出る人も少ないだろうし。」

「やっぱそうなんだな~。お笑い芸人を目的に1年間学校に通うって凄いな~。」と素人丸出しのことを言っている。

そんなことを話しながらふと劇場前の芸人達を見ているとなんだか俺等は場違いな場所に来てしまったように思えた。

今日ちゃんとネタ飛ばさずに出来るかな?

声ちゃんと出るかな?

そう言えば俺は発声練習とかやったことないもんな・・・

などど心配になってきた。

いかん!心臓がもうバクバク言ってる・・・

そんなことを心配していたら

「皆さん!おはようございます!それでは受付しますので劇場にお入りください!」と劇場のスタッフさんらしき人が参加芸人達に声を掛けてきた。

もう腹をくくるしかないな・・・・



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