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第32章 終れない快楽　～複数プレイ～

「おおおおおおっ～。うぉ～。」と言って佐久間の暑苦しい精子が放出される。

予想していた量よりも多く濃い量だった為、陽子も驚いていた。

ドクドクと口に出された精子を一度は飲み込もうとしたものの、あまりの濃さに飲み込むことはできず、佐藤が「ここに出しな。」と言われビニール袋を渡された。

「いや～。気持ち良かったよ。」

「ちょっと！何日溜め込んだのよ精子！何か少し黄色いんだけど。」と吐き出したビニールを見ながら陽子が言う。

「まあ、これは俺が捨てとくから。そろそろ俺も楽しみたいよ。」と言って佐藤は陽子の頭を撫で始める。

陽子も佐藤との関係を楽しみにしているようでじっと目を見つめている。

佐久間はその二人に様子を見ながら3Pといっても女性側が男性側二人に同じ愛情を注いでくれるワケではないと感じた。

事前に佐久間はネットで「ヤレる女の特徴」などを調べていたものの、ネットの情報などでいくら勉強していても実践で生かせなければ何も意味がないと知るのだった。

服や下着がピンク系の女性はヤレる。

携帯や携帯カバーがピンクの女性はヤレる。

等々色々あったがまず今日の陽子はピンクのものを身に付けていない。

所詮情報は情報であり、真実ではないと思った。

佐藤は、佐久間の出された精子の匂いがする陽子の唇に何も抵抗のないまま唇を重ねていく。