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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第35章 いよいよ劇場デビュー
「おおっ!フレッシュですね~。よろしくどーぞ!」と言いながら40代前半ぐらいの男性が話しかけてきた。

この男性は「水島しげる」というピン芸人で平日は会社員として働きながら土日祝は、ライブに出ている方だった。

身長は160cmぐらいでサイドをがっちり刈り上げて妙に腰が低い感じで営業マンぽい匂いがする。

「ああ!水島さん彼等大学の後輩の2人なんです!」と中西先輩がまた説明してくれる。

俺等はそこまでこのおっさんに興味がなかったのだが、前回のこのライブで優勝しているそうだ。

俺等はまず今日新人コーナーでネタをやり切れるかどうかなので何だか遠い存在に思えた。

「はい!おはようございます~。」と男性劇場支配人が現れると

「おはようございます!!!!」と皆が大きい声で返す。

こういう感じがやっぱりサークルの空気と違うと思う。

この支配人は以前プロダクションでマネージャーをやった後に独立してお笑い専門の劇場を設立したそうだ。

結構身長が高めでキャップを被っている。

「はい、じゃあきっかけの確認しちゃいましょう!」

その後皆香盤順に「漫才します。」「コントで椅子使います。」等を劇場のスタッフさんに伝える。

俺等も伝える順番が来て「あ、塚本菊池です。漫才やります。センターマイク使います。ありがとうございました終わりです。」と俺が言う。

こういう細かいことをやるときももう俺は少し声が震えていた。

そんな芸人は俺等ぐらいだ。

本日の出演者を見ても何だか皆プロっぽい雰囲気がある。

俺も場数を踏めばこういう風になれるのだろうか・・・・・

「はい、じゃあまあ今日もよろしくお願いします。新人コーナーはネタ時間は2分以内で終わらせてください。時間が過ぎると強制で暗転します。1分程度ネタを観てダメだなと思ったら私の判断で強制暗転にしますのでご了承ください。」と支配人はさらっと話す。

その言葉に俺は額から汗が垂れている。



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