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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第35章 いよいよ劇場デビュー
支配人は真剣に各芸人にダメ出しをしていた。

支配人は、元芸人ではないが芸人を育てたこともある元業界人なので厳しい中に愛のある話を芸人にしている。

ライブの判定度等、厳しすぎるのではないか?という意見もあるそうだが

「芸人を甘やかしても、それで売れることはないし早く成長させないといけない!」という考えがあるらしい。

芸人を数年やって引退などを考えた場合にはこの劇場で引退ライブをやらせてくれるという愛もあるのだ。

俺等の順番になり「お疲れ様です!塚本菊池です!」と挨拶をする。

「はいはい、お疲れ様。そうだな~。」と支配人は一瞬目を閉じる。

たった一瞬なのに妙にこの時長く感じた。

「まあ今日は初舞台みたいなもので合格させた感じかな。菊池君のあの急なボケの笑いが無かったらちょうどあのタイミングで照明落とそうかなと思ってたんだよな。まああれだけ笑い起きたし。
でも1本ネタであんな感じだったら降格だろうし、次回もああいうネタだったら失格になると思うよ。」

「あ、はい・・・・」

「菊池君はああいうことをやりたいのだったらツッコミじゃなくてボケをやったら?でもあんな風に途中でネタを壊すのは俺はありか無しだったら・・・・無しだな。君等の現状と実力を考えたら今はまだしっかりとネタをやるべきだな。」

「は、はぁ・・・・」

「塚本君は菊池君に言いたいことがあるだろうけど、もしそうなら君はピンのほうが向いてるかもしれないな。まあまだ難しいだろうけど。」

「あ!はい・・・・」

俺は支配人に心の中を完全に見られてるようで何か妙に恥ずかしくてたまらなくなった。

「まあ次回も頑張りなよ!スタッフから次回のライブチケット受け取って帰ってね!お疲れ様!」

「有難うございました!!」と俺達は深く頭を下げてダメ出しは終了した。
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