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儚き陽炎
第1章 きっかけ

口元から、吐息が洩れ
俺の舌に真由子の舌が絡む。

目が合う。
見つめ合う。
「・・・」
「・・・」

彼女の指が俺の頬にあたる。

今度は、ゆっくりと近づき長いキスをする。

無言でブラウスのボタンをはずし、ブラのホックを右手を回し外す。

「綺麗・・・だ」 呟く。
「・・・嫌」 嘆く。
肌色に近い乳首に舌を這わす。
「・・・嫌」 嘆く。
乳首を咬む。
「・・・うっ」 「・・・あぅ・・ぅ」 喘ぐ。
左右交互に繰り返す・・・何度も
喘ぎ声が・・・耳に残る。

俺は、一気にストッキングとパンツを引き下ろす。
「だめ・・・やめて・・・」
「お願い・・・」

俺は、両膝をM字に持ち上げた。
スカートが捲れ、丸見えになった。
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