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儚き陽炎
第4章 お店のなかで

カランと入口が開き、常連の年配の男性が入って来た。

和也も顔馴染みで、顔を向け頭を下げる。
「おぅ!久しぶりだね」
声をかけ和也の横に座る。
和也は
「久しぶりに、真由子ママの顔を見たくなって」
私を見ながら答えている。
「相変わらず、お上手ね」
私も、和也を見ながら答える。

「どうだ、最近色ぽくなったと思わんか?」
常連の男性が聞き返す。

和也は
「うん!そうですね」
「前、会った時より、若くなったみたいだ」

ほんの数分前の私への行為の事など、無かったように応える和也。

私。
「嫌ね、二人とも何も出ないわよ」

何時もの会話と笑いが続く中、和也が立ち上がり、
「それじゃ僕はそろそろ戻ります」
と声をかけレジの方向に歩き出し、カンターからレジに向かう私。

レジを挟んで見つめ合いお釣りを渡す私の手を、和也は強く握り離さない。
私も握り返すと和也の指先が粘っこく私の手に指先を擦り付け、手を離し
「お先に!!」と声を掛け頭を下げでて行った。

カンターの中に戻り握り合った手を見ると、粘りが残っていて鼻先にあてて
匂いを嗅ぐと、生栗の臭いを放ち、先ほどの感触が甦る。

和也は、会話しながらのズボンの中に片手を入れ触っていたんだ。
素知らぬ顔して、私を見ながら触って汁を手に付け私に残していった。

・・・やらしい・・・・奴
心の中でつぶやき、口元に手を当てて、再び嗅ぐ。
・・・あぁん・・・やらしぃ・・・匂い
又、心の中で喘ぎ、舌先で舐める。
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