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儚き陽炎
第4章 お店のなかで
一人、閉店した自分の喫茶店での自慰、初めての行為。
真っ暗な店内にカーテンの隙間から、月明かりが漏れ真由子の姿が
浮かび上がる。

真由子は、いけない事をしている背徳感を、胸の奥に感じつつ
指先はやらしくアソコの肉茎をさすっている。
皮を指先で器用にめくりプックリ膨らんだ豆に前後左右に二本の指が
時には激しく、そして優しく優雅に動き回り、座っている椅子からだんだん下がっていき肩と首だけを背もたれに残し脚がだんだんひろがりスカートがまくれ上がっていた。

真由子は、肉体は快感を感じつつ、頭の中はあの日以来、毎日触ってしまう
自分に険悪していて罪悪感が心に巣食っていた。

自分の肉体が、こんなにもやらしく男を欲してしまい、男の言われるまま
従ってしまうなんて、今まで考えもしなかった。

もし、見合結婚していなければ、ひとりの生活も別にかまわないと
思っていたぐらいだ。
男に頼らなくても、生きていく自信は合ったし、肉体の欲望も全然湧いて
こなかった。

でも今は、和也との秘密の行為から変わってしまった真由子。
やらしぃ言葉に興奮し恥ずかしい行為に我が身を忘れ乱れ狂う。
時が過ぎると、想い出し欲情する。
仕事場である自分の喫茶店の椅子にうずくまり、やらしい音をたてて顔を歪め嗚咽しながら快感をむさぼっている。

肉体の絶頂が近づき、ひじ掛け付きの大きめのカンター椅子に身をかがめ両脚を椅子の上に乗せアソコを前に突き出し指を中に入れ内側の襞をなぞる。指の動きに合わせ自然と腰が動きカッタッカッタッと椅子が鳴く。
胸をいじっていた手で口元をおさえるが喘ぎ声が漏れる。
絶頂を迎え、抑えた手元から牝獣のうめき声が漏れ、下腹部が波打つ。
真由子は、絶頂後、虚しさと、惨めさに突然おそわれ、頬に涙が伝う。
「・・・和也に逢いたい・・・」
「・・・ひとつに・・・なりたい」
ひとりだけの行為の空しさが真由子を襲う。
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