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儚き陽炎
第5章 つながる

激しく唇を重ね、お互いの腰が波立つ、上になった真由子は
上半身と下半身が別の生き物のように腰が動き、時に激しく
時にゆっくりと「の」を書くように腰を振る。

「アァ〜・・・腰が・・勝手に・・・動く・・・」
「いゃ・・ん・・・動く・・動く・・止まらない・・」

真由子は、快感を求める肉体の欲するまま、
人間と動物の境を漂い、牝と女がひとつに重なる。
真由子の本性を垣間見た俺は、しばらく真由子の動きに身を任せ
観察する事にした。

普段、気品のある清楚な顔立ちが、白目をむき夜叉のような
形相で髪の毛を振り乱し、獣のような呻き声をあげ
腰を振りながら、

「いぃ、気持ちいぃ」

「ああぁん、入ってる・・・入ってる・・・」

「・・・和也の・・・ちんぼ・・・入ってる」

「・・・アタル・・・奥に・・・アタル」

「おかしく・・・なる おかしく・・・なる」
「し・・・ぬ しぬ・・・」

「逝っちゃう、逝っちゃう・・・・逝く・・・」

叫びながら、俺の胸に倒れこむ。
しばらく息を整え、顔を俺に近付け、
「・・・逝っちゃた・・・」
小声で話す。

満足げな顔はいつもの顔に戻り、薄い上唇から
のぞく白い歯がまぶしく、甘えた声で
「和也・・・好き」
「真由子を・・・放さ無い・・・でね」

処女を奪われた少女のように、甘える。
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