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乳母…めのと
第6章 乳母…6
隼人は佐野が抱き散歩に出掛けた。
あおいは、洗面所に行き顔を洗った。
ふと見ると、ピンクの歯ブラシや今まで佐野が使っていたのを見た事もない洗顔フォームが置いてあり、そして、長い髪のついたドライヤーも置き去りにされていた。
最近まで女性がいた形跡だった。
いくら泊まり込みのシッターでも、長い髪をドライヤーに付けっ放しにはしないだろうし、髪のついたヘアーブラシも置きっ放しにはしないだろう…
あおいは、ドライヤーとヘアーブラシの髪を綺麗にしてから、洗面所を出た。

そして6ヶ月の子供の離乳食をネットで調べていた。
佐野の家の冷蔵庫を開けると中にはミネラルウォーターとビールくらいしか入っていなかった。
辺りを見渡すと、レトルトのベビーフードを見つけた。
説明を読み、皿に出して少し舐めてみると意外に美味しかった。

佐野が隼人と戻ると、隼人に話しかけた。
「パパとお散歩楽しかった?隼君、良かったわね。お腹空いたでしょ?ご飯にしましょうね。」
隼人を佐野から受け取ると洗面所に連れて行き手を洗わせた。
「綺麗にしてからね。バイキンを落として…」

あおいは沢山隼人に話しかけていた。隼人は不思議な表情をしたり、驚いたりと表示が豊かになっていた。
隼人に接するあおいを佐野は笑顔で見つめていた。

あの、あおいと暮らした穏やかな日を思い出していた。


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