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ラブシーンをもう一度…
第3章 ラブシーンをもう一度…
アタシは、乳房(むね)の奥で物足りなさを感じていた…

ねえ…

どうしてなのよ…

気絶する一歩手前までアタシを苦しめて…

アタシの衣服を強引に破いた後…

アタシの右のくびすじにかみついて、それでおしまいなんてつまらないよ…

アタシは、長男夫婦とダンナが出発したあと家でひとりぼっちになった時にそんなことばかりを思うのであった…

アタシ…

ダンナのどういうところにほれたのかな…

アタシはこの時、ダンナと出会った35年前のことを思い出してみた…

アタシがダンナと出会ったのは、アタシが3歳の時であった…

ダンナは当時、23歳で大学卒業後に保育士の資格を取得していたけど、働きたい職場がなかったので、大学に在籍をしていた時にバイトをしていたコンビニで引き続き働いていた…

アタシの両親は共稼ぎであった上に、上のきょうだいたち(兄ふたりと姉)が部活動や学校の外で習い事をしていて家に不在であった…

その上に、保育園に入ることができなかったので、この時にダンナがアタシの遊び相手と生活のお世話をして下さった…

ダンナが31歳になった時に、親類の人の紹介で今の職場で経理事務のお仕事を始めたのと同時に、アタシのことをひとりの女として意識するようになった…

アタシはその時小学校5年生であったけど、周囲の女のコたちよりも乳房の発育がメチャメチャ早かった…

なので、ダンナはアタシをひとりの女として意識していた…

この時から、アタシとダンナは結婚を前提としたお付き合いをはじめていた…
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