この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
『君×僕×妖怪』
第1章 ―始まり―

 「うん。……きっとじゃないよ」
 ポツリと呟くと日向はピョン、と立ち上がった。
 「お散歩に行ってくるね」
 外を出歩くことが好きな日向はよく散歩に出かける。だから何も気にせず、いつものように奏は手を振って見送った。
 「あ、夕飯までにはちゃんと帰るんですよ!」
 思い出したように叫ぶと、日向は分かった、と言う変わりに手をヒラリと振った。

 道を歩く日向の足取りは軽かった。
 (分からないけど、きっと今日なんだ)
 蓄積された、知覚すら出来ないうっすらとした本能が告げる。
 ――出会いはすぐに訪れた。
/11ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ