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第15章 ハプニングバー ② 飴と鞭

男が焦らす様にユックリと、怒張を突き進める。
ほぼ2年振りの交わりに、思わず呻き腰を引くが、やがて形容し難い悦楽に包まれ、甘い溜め息を吐き出す麻希。

やがて、怒張がポルチオを捉え、抉ぐる様に律動を続ける。
(あ、あ、何なの、この感覚・・アソコ全体が熱く痺れるのぉ・・)
男の腰の動きが速まり、時折、呻きを漏らし始める。
「ぁ、ぁぁ・・ぃ、ぃぃぃ・・ぁっ、ぁぁ、ぁっ・・」
再び始まる、麻希の歓喜の啜り哭き。

里穂が男の肩を叩いた、暴発寸前で辛うじて怒張を抜く男。
「す、凄ぇ、この娘のアソコ・・堪んない、最高の女体たゼッ」
悦びの頂きが垣間見えた所で止められ、お尻を悩ましく振る麻希。

「麻希っ？ もぉ充分かなっ？ 私、どっちでも・・？」
「・・・・け、賢はもう良いの？ 麻希、まだ・・ねっ、賢ぅ・・」
完全に発情している麻希が、小声でおねだりをする。

里穂の指示で、別の男が凶器を埋め込む。
「あ、あぁぁ・・け、賢ぅぅ・・あっ、あっ、イイのぉ〜」
自ら腰を振り快楽を貪る麻希の口に、観客の女がバイブを突っ込む。
(えっえっ？ 里穂なのぉ？ コ、コレって、嫌らしい玩具なのぉ？)

膣と口内を弄びながら、限界まで勃起した乳首を責める、男と女。
余りの快楽に、我を忘れた麻希の身体が悶え狂った・・

その時、妖しい笑みを浮かべて、里穂がアイマスクを外した・・

暫くボンヤリとした麻希の視線が定まる。
「・・ん、んんぅぅぅ・・い、嫌ぁぁぁぁ・・」
バイブを吐き出し、驚愕の悲鳴をあげる麻希。

逃れようとする麻希の身体を、別の男女が抑え込む。
男が怒張を抜き、女か玩具を埋め込み、ポルチオを責め始める。
(嫌、いやぁ、賢、里穂、助けてぇ・・)
「や、止めてぇぇぇ・・嫌ぁぁ・・ぁぁ、あっあっあっぁぁぁぁ」
心とは裏腹に、天国を目指す身体・・

次から次へと、埋め込まれポルチオを嬲る、男根とバイブ・・
「あ、あ、あぁぁ・・駄目、ねっ？ い、逝きそおっ・・」
麻希の限界と見るや、身体が鎮まるまで中断する責め。

破裂しそうな性欲、逝くコトだけが、麻希の脳を占める・・

余りの切なさに、愛らしい瞳から溢れる泪・・
秘腔から溢れ、太腿を伝いソファに染み付く、白濁の本気汁が、生臭くも酸っぱい強烈な性臭を放っている。

いつ果てる事も無く続く、性の狂宴・・

(完)