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フツウ、ノ、オトナ - エロ教師って呼んでやるよ
第1章 セイヘキ
____

彼の元にひざまずく。
膨らみに顔を寄せる。

彼とは、何歳差?


___________




誰もいない、真昼の学校のこもった空気は、
ぼんやりと重い。

休日午後の部活動が終わったあとも、職員室に残って一人仕事をしている理由は、進路関係の事務仕事が終わっていないからだ。

3年生を担任するのは、今年が初めてである。
中学校教員になって、2年。まだ新採用2年目と呼ばれる、新人だ。見通しの立たない仕事には、時間がかかる。


冷めてしまったマグカップのコーヒーを入れなおそう、と思って立ち上がった時だった。


ピンポーン


職員玄関のインターホンが鳴った。
「先生、だれか、いらっしゃいませんか?」
玄関のカメラに向かって話しかける男子生徒の姿が、職員室の小型モニターに映る。

モニターに向かってすぐに返事をしようとしたが、やめた。


今年からは、休日に生徒が忘れ物を取りに来たとしても、対応しないことになっていた。閉庁時間を守って、サービス対応はしない方針とのことだ。働き方改革の一つ?らしい。


「誰もいないの?駐車場に一台車あるのに...」
カメラが拾った文句の声が、モニター越しに聞こえる。


ピンポンピンポーン
「青い車のせんせーい、シロクマのぬいぐるみ置いてるせんせーい、いるでしょ? 無視しないで、もしもーし」

しつこい。小さなモニターの画面をよく見なくても、声だけで、この男子生徒が誰なのかは、分かっていた。
慶だ。

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