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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第7章 それぞれの日々の中で…
弁当の後にされる制服越しの胸への触り方は肩に手を置くような感じだろうか、相手を気づかうような。

そんなソフトなふれ合いすら最初は動揺していた綾香もそれが胸を触られるという事なんだと慣れてしまった事により、先程の服をたくしあげられ直接胸に手のひらをあてがわれ激しく動揺していた。

階下から2人を呼ぶ声に綾香は助けられたとでもいえよう。
だが先程の行為を受け彼女は誰の顔も見れずにリビングのソファに座りうつむいたまま、そんな娘を心配する両親、中川は綾香をチラ見して3人へ小さな声で謝った。

『…ごめん…なさい…俺…ここにもう来られない…』

『……、!?茶髪くんどうして…』

『……』

2人共そんな様子だから両親すら黙り紅茶に口をつけないまま10分が経とうとしていた頃中川が席を立ち頭を下げる。

『ここに来るのが毎週楽しみでした…勉強は嫌いだったけど今は少しずつ理解出来るようになって…美味しいご飯と父さん母さん以上に親らしいお二人に会えるのが嬉しくて…だけどもう…来られ…』
泣いている。

『何故かな?綾香の友達だから中川くんといい関係が築けたと思うのに気にさわる事があるなら今言ってくれないか』
稜も立つ。

『何もっ、何も父さん母さん以上に親らしいと思っています…だけど…俺は綾香さんに………』
来たいという思いに必死な彼は先程の行為から声が小さくなる。

『それ以上言わないでっ…あたしは…』
綾香は先程の事を言われるのではないかと必死だ。

『お父さん、中川くん、いいのよ…もう黙ってあげて、綾香がもういいと言っているから…ね、娘は結ちゃん慎吾ちゃん以外に友達を連れて来たことなくてだからまた今までどうり家に来ていいのよ』
紅茶が冷めたと入れかえるよう台所に行く。
母親らしく娘に何が起きたか察したようだが綾香がもういいと言っているのだからこの会話を穏やかなものに。

『もう少しもう少し大人にならないと中川くん、デリケートさを忘れないでね』
のり子はビシッと締めた。

男と女だから稜とのり子もそういう事があるから直人や綾香が存在するので娘を理解している中川という男子なら娘を任せたいと…。
のり子ならではの考えのあらわれだ。

『のり子の言うとおり、また家に来ていいから…紅茶を飲んだら送って行こう』
稜も察した。

『…ありがとうございます…』
彼はまた頭を下げる。
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