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強姦魔
第5章 里見家の悲劇
美知恵は憂鬱になったが、そんなものはすぐに忘れる。洗濯に、家の掃除。やることは沢山ある。あっという間に時間が過ぎ、軽い昼食を済ませ、午後2時、美知恵が買い物に出かけようとしていた矢先、ピンポン、ピンポンとインターフォンが鳴った。
「どちら様ですか?」とカメラを覗くと、「宅配便です」と野球帽を被った男が立っているのが見えた。
(インターネットで注文した服かしら……)
美知恵は何の疑いも持たず、「はーい、ただいま」と印鑑を持ってドアを開けたが、その男はいきなり中に入ってきた。
「ちょっと、ちょっと待って下さい」
美知恵は慌てると同時に、あまりに失礼なその態度に声を荒げたが、男は謝るどころか、「うるせえ!」と美知恵を突き飛ばした。
「な、何をするのよ!」
不意をつかれた格好の美知恵は腰砕けになって、ダルマのように、後ろ向きに転がったが、その拍子にスカートはすっかり捲れ上がり、太腿はおろか、白いパンティまで露になってしまった。
「ははは、丸見えだな」と嘲笑う男に、「ふ、ふざけないで下さい!」と美知恵は裾を押さて睨みつけた。
美知恵は気の強い女ではない。自治会の勧誘さえ断れない、どちらかと言えば弱い女だ。だが、せっかく夫と築いたこのマイホームを、こんな悪魔のような男に汚されたくない。怖いが、勇気を振り絞って、「声を出しますよ、大きな声を!」と叫んだ。だが、それは逆効果になってしまった。
「どちら様ですか?」とカメラを覗くと、「宅配便です」と野球帽を被った男が立っているのが見えた。
(インターネットで注文した服かしら……)
美知恵は何の疑いも持たず、「はーい、ただいま」と印鑑を持ってドアを開けたが、その男はいきなり中に入ってきた。
「ちょっと、ちょっと待って下さい」
美知恵は慌てると同時に、あまりに失礼なその態度に声を荒げたが、男は謝るどころか、「うるせえ!」と美知恵を突き飛ばした。
「な、何をするのよ!」
不意をつかれた格好の美知恵は腰砕けになって、ダルマのように、後ろ向きに転がったが、その拍子にスカートはすっかり捲れ上がり、太腿はおろか、白いパンティまで露になってしまった。
「ははは、丸見えだな」と嘲笑う男に、「ふ、ふざけないで下さい!」と美知恵は裾を押さて睨みつけた。
美知恵は気の強い女ではない。自治会の勧誘さえ断れない、どちらかと言えば弱い女だ。だが、せっかく夫と築いたこのマイホームを、こんな悪魔のような男に汚されたくない。怖いが、勇気を振り絞って、「声を出しますよ、大きな声を!」と叫んだ。だが、それは逆効果になってしまった。