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幻の果てに……
第3章  悦楽


「これが欲しいの? 本当にいやらしいね。したばっかりなのに……」
 膝を立てられ、その間に和斗が入ってくる。
 すぐに秘蕾を押し広げるように、塊が侵入してきた。
「あぁんっ!」
 開かれていく刺激は、指とは比べ物にならない。
「はぁっ、んんっ、あぁっ」
「そんなにイイの? いやらしい顔だね……」
「んっ、イイ、あっ、イイっ」
 私は、マゾなのかもしれないと思った。
 今まで開発されなかっただけで、言葉で責められると余計に感じてしまう。
 自分でも、気付いていなかった。
 滅茶苦茶にされたいと思うのは、そのせいだろう。
 全てを忘れて、一夜限りの幻に酔う。どこの誰かも分からない人と。
 それでいい。
 そのほうがいい。
「あぁっ、はぁっ、あぁんっ」
 グラインドが始まると、全てを忘れられる。
 今愛しているのは和斗。
 他の誰でもない。
 その和斗に、犯されている。
「んんっ、あっ、はぁんっ」
 奥深くまでグラインドされ、自然と腰に手を回した。
 首を振った時に見えたのは、静香がベッドヘッドに掴まりバックで挿入されているところ。
 いつの間に移動したのか分からなかったくらい、与えられる快感に酔っていた。
「あぁんっ、はんっ、んんっ」
 彼女が喘ぎながら眉を歪めているのは分かったが、それも霧に包まれたよう。
 すぐに自分の世界へ連れ戻される。
「あんっ、あぁっ、んんっ」
 激しくなっていくグラインド。
「そんなにイイの? 本当にいやらしいね……」
「ヤぁんっ、はぁっ、あぁっ」
 彼に合わせて、腰が動いてしまう。
 腰に回した手に、力が入る。
「あぁんっ、んんっ、はぁんっ」
 快感が全身に伝わる中、ギュッと目を閉じた。
「あっ、はぁんっ、はんっ」
 奥の悦い場所に当たる度、ビクンと背中が浮く。
 でもそこだけじゃなく、中全体が感じるようになっていた。



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