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幻の果てに……
第5章 初体験

結局私は、気持ち悦ければ何でもいいのかもしれない。
相手が男でも女でも。もしかしたら、人間じゃなくても。
「あんっ、はぁっ」
男性とは明らかに違う肌。野性味はなくても、エロティシズムを感じさせられた。
「ヤぁっ、んんっ、はんっ」
「梨央っ、はあっ、一緒に、イこう?」
促されるように言われると、熱が込み上げてくる。
薫の腰の動きが激しくなり、片方の乳房を滅茶苦茶に揉まれた。
「あぁっ、もうっ、ヤぁっ、んっ、イくぅっ! あぁっ……」
私はベッドに崩れ落ちる。
「梨央っ……」
ほぼ同時に、彼女が息を詰めた。

