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監禁束縛〜裏切りと暗殺者の最期〜
第4章 地獄の時間
「はっ、あッ…や、やめて…下さい!!あ、アンリ君の前で…殺さないで!!はあッはあッ…」

自分の死をトラウマとしてアンリに植え付け苦しめたくなかった。

カタカタと震えながらノエルに懇願した。

「俺はなぁ、お前の苦しむ顔と死に顔が見たくて見たくてたまらんのだよ。アンリにトラウマを植え付けたくないんだろ?だが俺はアンリの絶望する顔も見たいんだよ。て訳でお前は何も心配せず死んでいけ」

グサッ

「がふっ…!!がはっ!!」

直後、腹部に激痛が走った。
ドクドクと血が溢れ吐血する。
ガタガタと身体が震え激痛に苦悶の表情を浮かべた。

「シェリルちゃん!!」

アンリは泣き叫びながらクルトに羽交い締めにされたままだった。

「痛いか?」

ノエルはシェリルの腹部に刺さったままのサバイバルナイフをグリグリと動かし傷口を容赦なく抉った。

「ぐうッ…あがッ…ごふっ!カハッ」

吐血と腹部から流れる血が床に血溜まりを作っていく。

「悪い悪い、致命傷とはならなかったみたいだな。いいねぇ…その苦痛に歪んだその顔……ゾクゾクするよ」

ノエルはくくくっと喉を鳴らしながら笑っていた。

「あッ…うぐッ………ろ、し…て……ころ、して……」

涙を流しながら懇願した。

「ああ、いいぜ。ならどこ刺されたい?心臓か?首か?今のお前ならどっちでも死ねるんじゃないか?まぁ、“今回は”首を切り裂いてやるよ」

サバイバルナイフを構えノエルはシェリルの首を横に切り裂いた。

ぶしゃああぁぁ

「ごぶっ!!あがッ…か……カヒュ…カヒュー…」

首から大量に血を噴き出し大量に吐血するとズルリズルリと壁に背を預けたまま横にどさっと倒れた。

(死んだか?)

ノエルはしゃがむとシェリルの脈を診た。

「……か…ひゅっ…カヒュ…」

(ちっ、まだ微かに生きてやがるな…仕方ない)

グサッグサッグサッグサッ
びちゃびちゃびちゃびちゃ

ノエルはシェリルが絶命するまで腹部の傷を抉るように何度も何度も刺しては抜いてを繰り返した。
辺りは血の海になる。
身体が激しくびくんっびくんっと痙攣するとシェリルは絶命した。
口は半開きで口の端からは血が、目は大きく見開かれ涙の跡がその目には生気がなかった。

(死んだはずだが…どれどれ)

シェリルの手首を掴むと脈を診た。
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