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狼に囚われた姫君の閨房録
第21章 伊東の企み
会話の途絶えた寝所に、縁の下のこおろぎの音色だけが響く。
繰り返される優しい接吻。ほおから、首筋。胸の谷間から、乳房全体へと。
「うっ……んん」
身をくねらせると、左之助は私の夜着を剥ぎ取った。絹行灯の火影に、私の肌があらわになる。
「綺麗だぜ」
左之助は足の間の花弁に触れた。触れられただけで、私の中が熱くなる。
「ひゃっ!うっ!!」
私の半身が跳ねた。それだけなのに、雫が滴ってしまう。
左之助のものがいきなり押し入ってきた。ろくな前戯もしないうちに……
「あっ……ん」
濡れ始めているが、受け入れ態勢は整っていない。私の腰が思わず引けた。
「兄上……さまっ……いけな……」
だが、左之助に容赦はない。肉茎が性急に切り込んできた。
「んあっ……!」
私の唇が歪んだ。無理やり突き通されて、呼吸ができない。
「ううっ!」
私は泣き叫んだ。
秘奥を貫く左之助自身に、私の襞がまとわりつく。敏感な場所が執拗に攻められ、ピストン運動が繰り返される。
手加減しない突き上げに、私は音を上げる寸前だった。
「ひゃっ!ら……らめぇ……」
私は悲鳴を上げた。布団を強く握りしめて、左之助を迎え撃つ。
灼けつくような迸りが、私の中に放たれた。
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