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狼に囚われた姫君の閨房録
第26章 一との逢瀬
「左之助兄上様……お酒を飲んでらしたんじゃ……」
ピクピクと疼く花弁を開かれながら、私は喘いだ。この舌使いは左之助のものだ。
「お前が一と合流したか心配になってな。そしたら、早速仲良くやってるじゃねえか」
「やはり、一兄上様と会わせるために……」
「だから、これくらいの礼はしてもらっても、バチは当たらねえよな」
左之助はわざとジュルジュルと音を立てて泉をすいたてる。敏感な木の実をかじり、胎内に舌を突き入れられた。
官能が沸騰する。私は思わず腰を浮かせた。
「らめぇ!激しすぎ……ひっ!!」
その瞬間、私の後ろに一が攻め込んできた。私は一の膝の上に乗せられ、突き上げられた。
「ふぅ……いやぁ……あぁん」
「やはり、お前の体はいい。祇園の女など、足元にも及ばぬ」
私の後ろに入り込んだ一はせっかちなピストン運動を繰り返す。乳房がたぷたぷと揺れる。足の間は左之助が口唇愛を見舞い続けた。
今、私が受けているのは、痛みなのか?快感なのか?
わからないまま、私は絶頂へと導かれた。
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