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狼に囚われた姫君の閨房録
第33章 江戸城無血開城
慶応四年三月。新選組改め甲陽鎮撫隊が出発する数日前。
左之助が私の寝所を訪れた。湯上りの私を、左之助は抱きすくめた。
絹行燈に照らされて、二人の影が襖に映る。立ったまま、帯を解かれ、着物が足元に落ちた。
「……総司の顔を見てきたよ」
口づけをしながら、左之助は吐息を洩らした。総司は上野の植木屋に身を寄せている。
「長くはねえだろうな。もう、起き上がることすら……」
私は敷き布団に寝かされた。
「なのに、戦に出たいって……生きて帰れる保証はねえのに」
左之助は涙を堪えているようだ。生還が難しいとわかっている戦に加わりたいと願う総司。
(……どうせ死ぬなら……)
檸檬色の月明かりが一糸纏わぬ私の体を包む。兄たちに愛されてきた女体。今宵は左之助のために……。
双つの膨らみに桜色の果実が実っている。左之助は交互に口に咥え、舌でなぶった。
「ふっう……らめぇ……うぅ」
左之助は私の足の間に手を伸ばした。汲めども尽きぬ愛の泉。滔々と雫が溢れていた。
「……びしょ濡れだな。そんなに、待ち遠しかったのか?」
左之助は膨らんだ尖りを指先でコリコリとした。私に声を上げさせようと、爪で捻る。野太い指先が蜜壺を掻き回す。
「痛うございます……おやめくださ……」
呻くと、左之助は私の両足を大股開きにした。そして、両肩に担ぐ。
「恥ずかしゅうござ……そのような……」
丸見えという言葉を、私は飲み込んだ。劣情を刺激するからだが、逆効果だったらしく、
「もっと見せろ。綺麗だ」
左之助は蜜を湛える泉に生唾を呑んだ。泉に口をつけ、蜜を啜って喉を鳴らす。奥の奥まで舌を届かせ、味わう。
「んん〜っ!」
左之助のそれは勃ち上がっていた。膨らんで、血管が浮き上がっている。
「いくぞ」
左之助は私の胎内を肉刀で貫いた。左之助は激しく突きまくってきた。
愛撫ではない、ただの攻め。これが名残となるかもしれない。私は左之助の背中にしがみついた。
「うっ……ふっ……ご無事……で」
胎内まで果汁で満ちて、私は幾度となく昇り詰めた。
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