この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
狼に囚われた姫君の閨房録
第16章 池田屋事件(後編)
「うりゃああっ!」
初太刀は新八だった。
たまたま、下に降りてきていたのだろう。浪士の一人を袈裟懸けにした。
「総司、平助!ここは俺と新八が食い止める。二階を頼む!!」
奥から走り出てきた浪士を斬り伏せながら、父が叫んだ。
「了解!行くよ、平助!!」
「おうよ!」
楽しそうに階段を駆け上がる二人。
階段を降りてきた浪士たちと鉢合わせになった。小競り合いとなる。
浪士と鍔迫り合いになりながら、平助が声を張り上げる。
「総司、お前は上に行け!こいつらの相手は、俺がする!!」
「わかった。頼んだよ、平助!」
総司は二階へと消えていった。
初太刀は新八だった。
たまたま、下に降りてきていたのだろう。浪士の一人を袈裟懸けにした。
「総司、平助!ここは俺と新八が食い止める。二階を頼む!!」
奥から走り出てきた浪士を斬り伏せながら、父が叫んだ。
「了解!行くよ、平助!!」
「おうよ!」
楽しそうに階段を駆け上がる二人。
階段を降りてきた浪士たちと鉢合わせになった。小競り合いとなる。
浪士と鍔迫り合いになりながら、平助が声を張り上げる。
「総司、お前は上に行け!こいつらの相手は、俺がする!!」
「わかった。頼んだよ、平助!」
総司は二階へと消えていった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


