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おとなりの、ひとづまと。
第3章 両親の秘め事からの。
 そして急に、糸が切れた操り人形の様にぐったりと倒れ込む。
 父のクンニで、母はイってしまったのだろうか。
 母は倒れ込みつつも、チンポの先をぺろぺろと舐めていた……。
 と、ここで、さくらさんは静かに寝室の扉を閉じた。
 そして、親指を立てて、帰るよ、とジェスチャーをする。
 何となく、もう少し続きが観たいという思いもあったのだが、ここが引き際と言うのなら従うしかない。
 四つん這いで来た道を引き返してゆく。
 キッチンから玄関へと向かい、静かに外に出て、そのままさくらさん宅へと駆けこんだ。
 お互い、玄関で深呼吸をした。
 緊張感から解放されたからか、妙に笑いが込み上げて来る。

「――あー、なんかさ、スパイ映画みたいで楽しかったね。めっちゃがっつりシックスナインしてたし。アンタのお母さん、超気持ち良さそうだったじゃん。ありゃセックスまでにはもう少し時間掛かりそうだったなぁ。アンタのお父さん、意外とコッテリ攻めるタイプだったみたいね。で、どうだった?感想は?」
「いや、うん、あのさ?観る前は、両親のセックスなんて……って思ってたけど、結構迫力あったし、なんか、めっちゃエロく感じたよ。ってゆーかさ、さくらさん?あの時、なんでおれにキスしたワケ?おれ、何気にファーストキスだったんだけど?」とおれは、行き過ぎた興奮を抑えつつ、そう言った。
「え?あ、初めてだったんだ?ゴメン、ゴメン。何となくさ、あたしも興奮しちゃってたから、訳わかんなくなっちゃって、ノリでキスしちゃったわ。ってゆーか、汗かいたからシャワー浴びようかなぁ。翔太は?」
「それは、おれも汗かいたけど、ギプスあるから、濡れタオルで身体拭くくらいかなぁ」
「あ、そっか、骨折してんだもんねえ。じゃあさ、ファーストキス奪っちゃったお詫びに、あたしが、アンタの身体拭いてあげるよ。それじゃワリに合わないかな?」
「え?いいの?そんなの、全然、それで構わないけど……」
「んじゃあ、先にお風呂場行ってて?着替え用意しておいてあげるから。旦那のでいいでしょ?それとも、もう一回アンタんちに潜入して取って来る?」
「いやいや、もう潜入は勘弁だよ。着替え、としやさんの貸してくれるなら、それでいいから――」
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