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おとなりの、ひとづまと。
第4章 人妻と風呂場で戯れる。
「――少し細いけど、長くて綺麗な形してるね。入れたら、気持ち良さそう」と、さくらさんはそう言って、おれの身体にシャワーを掛けた。
 ビニール袋に包まれた左腕は、さくらさんの肩に乗せて、それ以外の全身隈なく汗を流してくれた。
 その彼女の言葉が、おれの勃起チンポを評している事はすぐに分かったが、淡々と冷静に至って平然とした発言だったので、上手く反応を示す事が出来なかった。
 シャワーを終えると、さくらさんはおれを座らせて、頭を洗ってくれた。
 靴をタワシで洗う様に荒っぽくぐちゃぐちゃにされるかも、と警戒心を抱いたが、それは全くの杞憂で彼女がしてくれる洗髪はプロの美容師さんの様に、丁寧で気持の良いものだった。
「さくらさん、髪の毛洗うの上手だね」とおれは言う。おべっかでも何でも無く、素直な感想だった。
「あら、そう?あたしさ、子供はいないけど、甥っ子とか姪っ子が結構沢山いるから、そう言う子たちの頭とか良く洗ってあげてるからね」
「それって、要するにおれも甥っ子や姪っ子と同じようなもんってこと?」
「うん、そうだね。いっちょ前にさ、あたしに女を感じてチンポ立ててるけど、ガキはガキだよ」
「あのさ?一応言っとくけど、こんなに敏感に反応してんのはさ、骨折してからオナニーして無いからだと思うんだよね。普段なら、もう少し大人しいと思うんだよ」と、おれは訳の分からない言い訳を発してしまう。
 言い終えてから、普段はオナニーし捲ってるって言ってる様なものだな、と気が付き死んでしまいたい気分になった。
「ってゆーか、翔太さぁ?アンタ、好きな子とかいないワケ?彼女とまではいかないけど、一緒に遊びに行ってくれる女の子とかさぁ?」
 さくらさんは泡だった頭をシャワーで流しながら、そう問い掛けてきた。
 一人寂しく夏休みを過ごしている現状を見て、その辺は察して欲しいと思ったが、Delicacyが辞書に無い人にそれを期待するのは無駄なことか。
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