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オレンジ色の世界で。
第6章 母の昔、ぼくの今。
「――手には掛かって無いと思う。けど、たかしくんのお腹にはついちゃってるかも。仰向けになって?母さんが綺麗にしてあげるから」と母はぼくの耳元で、囁く。
 母からそう言われると、小さな子供に戻ってしまった様な感覚に陥ってしまった。ぼくは小学低学年までおねしょをしていたから、何となく、その頃の母とのやりとりを思い出していた。

 ぼくが仰向けになると、母はチンコから手を放し、部屋の明かりを点けた。
 オレンジ色から、明るい世界へと転ずる。
 必然、母の下着の色が目に映る。上も下も薄い水色だった。パンティーはずれていて、お尻の割れ目が少し見えてしまっている。ぼくは、半身を起こし下着姿で歩く母から目を離す事が出来なかった。
 母はベッドに戻って来ると、半身を起こしているぼくの胸を押し、寝転ばせた。
 そして、手を伸ばし下腹部の辺りに触れる。飛散した精液の確認をしているのだろう。
「あんまり、身体にはついて無いね。多分、シーツに飛んじゃったんだろうね。明日、洗わないと駄目だね」
 そう言うと母は、ぼくの脇腹や胸の辺りを、するすると触れていた。
 飛び散った精液を探している様子は無く、只々触り心地を愉しんでいる様な触れ方だった。
「あのさ、母さん?」
「んー?どうしたの、たかしくん?」
「いや、さっきの話の続きしてもいい?」
「え?話の続きって?」
「さっき、ぼくと同じ歳の頃はエッチな子だったって言ってたから、その後はそうじゃ無かったって事かなぁって、思ってさ」
 ぼくの言葉を聞き、母はぴたりと手を止めてしまった。丁度、心臓の真上辺りで。
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