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オレンジ色の世界で。
第7章 母さん、ソレ飲んじゃうの?
「あはは、ごめんね、ちょっとバタバタし過ぎちゃったね、あれじゃ色気が無さ過ぎかな?」
「いや、よく分かんないけど、こういう感じなんでしょ?これが普通って言うか……」
「うーん、でも、例えばたかしくんが、彼女とかと初めてする時は、こう言う感じにはならないと思うよ。もっとドキドキして素敵な雰囲気になるよ」
「ぼくは今もドキドキしてるよ?それに、素敵じゃないとは思わないし」
「ねえ、たかしくん?」
「うん」
「灯り、オレンジ色でいい?」
「ぼくは、どっちでもいいよ。母さんの好きにしてくれれば」
 その言葉を受け、母は、ぼくに寄り添いつつ手を伸ばし、世界をオレンジ色へと変えた。
 それから、母とぼくは、その場で抱き合っていた。
 時折、母はぼくの胸に顔をぐりぐりと押し付けていた。
 普段生活していると、然程身長差を感じ無いが、こうして抱き締めていると、ぼくは自らの成長を実感する。

「たかしくん、大きくなったね。身体も筋肉質で格好いいし。高校生になったら、すぐに彼女とか出来ちゃうとおもうなぁ。中学生の頃はさ、モテそうな子でも、中々付き合ったりは出来ない子が多いもんね」
 ぼくが感じていた様に、母も息子の成長を感じていたのだろう。
 母は胸に埋めていた顔を上げ、口付けをしてきた。
 ちゅっ、ちゅっと軽く触れ、ぼくの下唇をぺろりと舐める。
 ぼくも真似をして母の舌唇を舐めてみる。母は嬉しそうに「うふふふ」と笑みを零し、それから舌先を絡めだし、エロビデオで観る様な、大人の、エッチなキスを始めた。
 母の舌はとろける様に柔らかかった。
 くちゅくちゅと、いやらしい音が、頭の中に響き渡る。
 ぼくはいつの間にか目を閉じてしまっていた。
 一方的に、母からされるがままと言った感じ。ぐいっと壁に押し付けられ、ぼくは完全にヤラれる側になっていた。
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