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借金のカタに妻を差し出しました 復讐編
第7章 106日後
首輪を着け、両手首を首で固定され、口にギャグを咥え涎を垂らす、和空を、笑みを浮かべ満足そうに見ると、早喜は立ち上がりバスルームへ向かった。

和空は、早喜のスーツ姿以外を見たことは無く、、バスルームから出てきた、白いタオル地のガウン姿に、見とれていた。
ガウンから、普段は見えない白く長い手足が伸びていた。

早喜は、和空のリードの端を手に取ると、
「さあ、行くわよ」そう言って、和空を立ち上がらせ、部屋の奥の扉を開け隣の部屋へ入っていった。

隣の部屋は中央にベッドと、壁際に椅子が1脚だけの部屋で床は毛の長い絨毯が敷かれていた。

早喜は、和空をベッドから少し離れた場所に座らせると、リードを床に仕込まれ固定具に取り付けた。
和空は、リードの長さで制限され、立つことはできなかった。

和空は向かい合う様に、ベッドに腰を掛け足を組んだ早喜から目が離れなかった。
その様子を、満足そうに早喜は見ていた。

早喜がベッドに腰掛けて1分もしないうちに、もう一つの扉が開き、男の後に女が入ってきた。
男はガウン姿の左脇で、女は魅久であったが、メイド服を着ていた。
黒色のメイド服、ストッキング、白いフリル付きのエプロンとカチューシャで、本格的なメイドになっていた。
髪も、ショートヘアに切りそろえた髪が童顔の魅久を、更に幼く見せていた。

部屋に入ってきた瞬間、和空は魅久に気づいたが、魅久の目は革のアイマスクで隠され、魅久が気づく事は無かった。
左脇は、アイマスクの魅久の手を取り、和空とベッドを挟んだ壁際の椅子に座らせた。
左脇は、「ここに、おとなしく座って待っていなさい。」と、魅久に命じると、
「はい、ご主人様。」と、魅久は答え、左脇はベッドの方へ振り返った。
早喜はベッドに座ったまま、魅久に「ごめんなさい、お先に楽しませて頂くわ。」
魅久は早喜の言葉に「いえ、私ばかり楽しんでいたので、私の事は気にせずいて下さい。」と、椅子に命じられたまま座っていた。

早喜は立ち上がると、左脇に体を絡みつけ、貪るように左脇に口づけをした。
左脇が、早喜のガウンを脱がせると上下花柄の下着姿があらわになった。

和空は、いつも冷徹に、自分を責める早喜の変わり様をじっと見つめていた。
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