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借金のカタに妻を差し出しました 復讐編
第10章 オークション
ステージは、中央を残して灯りが落とされ、司会者から、初オークションの志寿火が最初に呼ばれた。

男が2人で、運んで来たのは、斜めに立てられ丸太の様な円柱と、その上に乗った志寿火だった。
志寿火は、3年生の秋になり、主の着なくなった夏のセーラー服を纏っていた。
セーラー服から伸びた白い四肢は、後に回され、円柱に張り付けられていた。
目は、アイマスクで隠されていた。

「あらあら、凄い格好で、出てきたわね。」
早喜は、ステージを見ながら、続けて
「でも、40台にしては、無駄なお肉もないし、肌も綺麗そうだし、意外に掘り出し物かも。」
そう言って、「先生なら、幾らで入札します。」と、井縫の顔を覗き込んだ。
困った顔をしながら、「40台に、お金を払う奴は居ないだろう。」と、返した。

ステージには、後から、メイド服に身を包んだ魅久が登場し、会場が静まり返った。
観客からは、「佐脇の・・・」と、囁かれた。

早喜は、志寿火の耳元で、「さあ、始めましょうか。皆さん、見てるわよ。」と、呟いた。
早喜の呟きは、口元にあるマイクで、観客席の端末のスピーカーに流されている。

早喜の手は、志寿火の髪を撫で、首から肩へと下り、セーラー服の上から胸を撫でる。
ステージに上がる前の、控え室でも早喜の愛撫を受けた身体は、直ぐ反応した。
志寿火は、直ぐに呼吸を荒くし、身を捩り始める。
早喜の、ゆっくりとした愛撫にも、充分な反応を見せ、身を捩り、腰を浮かせ、悦びを表した。
「そんなに、感じるなんてお可愛いこと。」
志寿火の耳元で囁かれ言葉に混じり、喘ぎ声もマイクが拾っていた。
目隠し、拘束、衆人監視の環境が感度を、いつもより上げていた。
セーラー服の裾から、手を入れ下着を付けていない胸を、指先で挟み転がすと、志寿火は更に身悶えを見せた。
もう片方の手で、膝から内腿を撫でると脚を固く閉じよとした。
魅久の手は、お構い無しにスカートの中へと入っていった。


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