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今日もあの男がやってくる
第2章 その2
男は、一足先に5階に上がり、私を待っていました。鍵をあけて玄関のドアをあけると、当然のごとく、サッと男は家の中に入ってきました。私にとって、それはまさに絶望的な瞬間でした。男は、玄関に入るや否や、後ろ手で鍵を閉め太い腕で私を抱きしめると、唇を奪いました。いつものように、タバコのヤニの匂いが私の鼻をかすめ、男のザラザラした汚い唾液まじりの舌が強引に、私の口の中に入り込んできました。私の舌は、男の舌に絡めとられ、息もさせないくらい強引な口づけは続きます。心では、あんなにも嫌悪感を持っている憎き男なのに、永遠に続くかと思われる接吻の嵐の中、いつしか、私と男の口の周りが、お互いの唾液で濡れまくる頃になると、私は、次第に気が遠くなっていくのです。そして次にわれに返った時には、私はなんと男の背中に腕をまわし、男のあついキスと抱擁を全身で受け止めているのでした。ようやく長い接吻(私には30分位続いたように感じます)から解放された時には、私のブラウスの前ボタンは全てはずされ、ブラジャーの端から左の乳首が露出していました。また、ミニのフレアスカートは腰までめくれあがり、私は男の左の太ももを跨ぐような格好で玄関の壁にもたれかかっていたのです。男と目が合いました。その勝ち誇ったような自信たっぷりの視線、「本当に悔しい・・・」でも男の口の周りにべったりついている唾液が意味するもの、それは男の舌を受け入れ、激しい接吻の中で気を失いかけた自分の淫らな姿に違いないのです。

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