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ワルキューレの朝ごはん
第3章 袋小路
未来ナドドウデモイイ・・二度とこんな上等な美少女を抱く

チャンスなどないであろう己の運命に対する多少の憤りも

含まれている。自身を突き入れて劣等遺伝子のヌルヌルの

塊を彼女の胎内にぶちまけてやる今夜こそ!それこそ僕の

人生における絶頂の瞬間だ。その変態願望が叶った場合の

色情的効果は侮り難いな・・壊れるほど求めた彼女の身体。

風を孕んでコーヌコピア(豊穣の角)の形に膨れるカーテン。

放課後の教室は静まり返っていた・・僕には彼女がいた。

アイドル顔負けのルックスの彼女・・だから何を話したら良

いのやら判らないので将棋の駒を動かしていました。

その不規則に「ぱっちん」と云う音だけが辺りに響く中・・

彼女は何を見ていたと云う風でもなく景色を眺めていた。

マシュマロのような頭毛の仄かな芳香、「秘密ですよ」と

耳元で囁く甘ーい言葉も最初の引き金を弾く機会になる。

ブラウスの貝ボタンを上から順番に一つ一つ外す・・・・ブラの色は純白・・想像より固い。

「もう手ブラで隠しません」

妄想の中の裸のサロメと全裸の彼女が脳裡に重なってた。

どうして酷似しているのか?

サロメを演じている・・人形は確かに美しい・・が・・魂のない人形は歓喜の時を知らない。
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