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ワルキューレの朝ごはん
第3章 袋小路
健康的な美少女の魅力とは趣を異にする「異世界の美」。

100人の美女を孕ませた僕
(性豪)ですら初心な少年の如く狼狽えてしまう。あらゆる

男を身の破滅へと誘う、否、むしろ誰しもが喜んで破滅を享受するであろう美の化身。

「お前はサロメだろう?」

ココはアストラル界、フツーの人々が後世大切に思ってる現実の世界ではなかった。

「ああ・・・・そう云えばそんな名前だったかしらね・・・」

サロメに睨まれたが最後、彼女なしでは生きられない異界の悦楽を魂に叩き込まれる。

「この世界の男共はみんなお前の奴隷だな(誉め言葉)」

「別にそんな気はないわ、私に優しいだけよん(可愛い)」

サロメの態度は氷の女王の如くに冷淡で高飛車だった。

「少しも寒くないわ」

レリゴーレリゴー>(∈。)っ) 

なるべくサロメの鮮烈な裸身を見ないようにした。空間がギチギチ悲鳴を上げるほどの妖気。横溢する魔の気配・・・
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