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第6章 泥舟

ノアは神様のお告げを聞いて
方舟をつくりました｡旧約聖書に書かれている通り､現代では

内容的に信じられないような
現象が発生したとすれば､

アメリカの航空母艦でも沈没していたでしょう｡だから僕は神様を信じない、微塵もだ。

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　　（*｡･ω･)　 （=ω=｡*)
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「魂の夜」と云う名の常套句がある、それは失意の感情に

襲われる瞬間だ。どんなに優れた人も体験するし、如何な

ることをしていても体験の過程として必ず訪れ、自分のし

ていることが全部間違っていると感じる。だが必ず、その

後でこの魂の夜を抜けて意識と生命がもう一度再生されて

今までの体験はすべて意味のあることだったと確信する。

順風満帆に青春を謳歌する僕の前に不幸の影が忍び寄る。

母の再婚に因って義理の父親と化したヘロデ大王の好色な視線から逃れるためにサロメ

ちゃん(彼女)が、放浪生活を始めたことを噂話で知る。

永遠の愛を誓ったのに何故？サロメちゃんは僕を頼って僕の実家に来ないのだろう･･･