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ワルキューレの朝ごはん
第6章 泥舟
少し離れた場所でこっちの方を、ずっと見ているようだ。

夢中で呼び止めてしまう衝動に駆られる、僕の方がずっと見ていたからに違いない。

彼女は一度は諦めていた芝居を再びやり始めたらしい。

今日、彼女は友達の引っ越しを手伝っていた。放浪生活でホルスタインって云う名前は

ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に因むと云うことを知りました、と云う

  ∧_∧
 (;゚∀゚)
 / o├ニコ―
 しーJ
   AA
  ⊂・ ・⊃▼⌒丶
  (ω_) ) ●|〜*
    UU〜―U

彼女は市販のボンドを
コンクリートの壁に、
郵便ポストを貼る。

ボンドが乾く迄、誰もポストに触らなければ良いのだが・・

「フム」満足気、一つ袋小道
から脱出したような雰囲気の
彼女の顔は晴れやかだった。

「ワルキューレの朝ごはん」

( ; ノД=)ノシ△く(=。)完結。
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