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感じさせて
第8章 寒い……
バスルームから出ると

また

部屋の寒さが

私を襲った





お湯に浸からず

シャワーだけ浴びたからなのか

妙に、寒い




早く
お布団に
くるまりたいと
思った



風邪…ひいちゃったかな…



髪を乾かし
急いでベッドに
横になり
携帯を確認する




あっ

シンくんから

メール




「もう…寝たかなぁ?

今日は、楽しかった!
また……デートしてな?」




シンくんと
会話がしたくて
私は
急いで返信した




「うん、楽しかった。

私こそ、またデートしてね?」




すぐに返信メールが届く




「あ、起きてたん?
お子ちゃまやから
もう、寝たか思てた(笑)

旦那さんに
何も言われんかった?

大丈夫?」









「平気よ。

トオルは





もう寝てるみたいだから

顔を合わせてないの」







「そうかぁ。


さみしい?」






「どう言う…意味?」






「どっちもや。

俺と離れて寂しい?」





「うん」





「旦那さんに

心配してもらえんかって



寂しい?」











「そうね」



バスルームで
涙が出るのは

寂しいからだと…思った






「そぉかぁ…


まぁ…

えぇわ。



今日は
俺が、うさちゃん
独占したしな


えっちなこともでけたし!


なぁ、うさちゃん
明日の午前中
電話してもかまへん?

俺、バイトは
昼からなんや。」






「うん

いーよ。待ってる」





「あぁ〜よかったぁ
ぐっすり眠れそうや。

じゃあ……おやすみな
うさちゃん」





「うん、おやすみ
シンくん」


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